初めてバリ島を訪れたのは、もう何年も前のことで、おそらく2004年か2005年頃だったと思います。
バリ島が大好きな友人に誘われて行くことになりましたが、正直なところ、その時の私はバリ島に強い興味があったわけではありませんでした。
本音を言えば、ヨーロッパや英語圏の国へ行きたいと思っていたので、「どうしてアジアのバリ島なんだろう」と感じていたほどです。
当時は、福岡からガルーダ・インドネシア航空の直行便が就航していました。しかし、その後に滑走路での機体火災事故があり、福岡発のガルーダ直行便は姿を消してしまいました。
初めてバリ島に到着した瞬間のことは、今でも鮮明に覚えています。現在は国内線ターミナルとなっている空港が、その頃は国際線として使われており、空港敷地内にはバリ島特有の割れ門がありました。
空港を出た瞬間、目に飛び込んできたのは一面に広がる美しい緑の風景。その光景を見た瞬間、なぜか胸が高鳴り、「この国が好きだ」と直感的に感じたのです。
そこから、神秘的な雰囲気や優しい人々との関わりに魅了され、本当にバリ島に恋をしたと感じたのを覚えています。
この体験をきっかけに、私はすっかりバリ島の虜になってしまいました。
*画像は、新しくなったバリ島のングラライ空港