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インドネシアの希少な鉱物プラキストーンとプラキ寺院(Pura Pulaki)

シワルドラクシャ工房で取り扱う希少な鉱物のひとつ「プラキストーン」を紹介します。

プラキストーンは、プラキ寺院で採れるジャスパーの総称です。

深みのある赤褐色と天然の模様が織りなす、まるで大地の鼓動を閉じ込めたような美しさが特徴。

「プラキ寺院」は海と山のエネルギーが交差する場所にあるとされる寺院です。

プラキ・ストーンもその土地の「磁場」を吸収していると信じられており、地元の人々はこの石を「悪霊を遠ざける」「ポジティブなエネルギーを引き寄せる」お守りやヒーリングアイテムとして使用しています。

一部の伝統的なバリ・ヒンドゥー教の儀式では、この石を供物の一部として捧げることもあります。

※プラキストーンは現在は採取を禁止されており、稀少価値が上がっています。

シワルドラクシャ工房では、ご縁があって入手ができたプラキストーンを、信頼のおける職人さんたちに依頼して、この美しい石を身近に感じていただけるようアクセサリーに加工しています。

▼プラキストーンを使った作品はこちらの画像をクリック!


バリ島のプラキ寺院

プラキ寺院は、バニュポー村(Desa Banyupoh)、ゲロクグラク郡(Kecamatan Gerokgrak)の海岸沿いに位置しており、シンガラジャ〜ギリマヌク間の幹線道路沿い、シンガラジャ市から約53.5kmの場所にあります。

特徴的な動物としては、猿の群れと白い鳥が有名です。

プラ・プラキは岩山と低木が茂る山の斜面に建てられています。

プラ・プラキの創建は、ダン・ヒャン・ニラルタが東ジャワのブラムバンガンからバリのダレム・グゲル(Dalem Gelgel)へ旅をした歴史と密接に関係しています。

これはダレム・クリ・ワトゥレンゴン(在位1460〜1550年)の統治時代のことです。

プラ・プラキが淡水の湧くプラキ湾(Teluk Pulaki)に位置していることから、この地域は何世紀も前から人が訪れていたと推測されます。特に航海の途中で水が必要な交易船が、ジャワやマルク方面に向かう際に寄港した可能性があります。

この地で作られていた物として、ヤシの樹液から作るパームシュガーが考えられ、ギリマヌクからプラキにかけてロンタル椰子の木が生えていることが証拠とされています。

こうした説明から、プラキ地域は聖地として、また生活活動の場として先史時代から存在していたと考えられます。この地は1343年のマジャパヒト王国によるバリ侵攻の際にも言及されています。ケトゥット・ギナルサによる『ガジャ・マダのバリ遠征記』には、ガジャ・マダ軍がジェンブラナに上陸し、プラキやワンガヤ村を通ったと記録されています。

さらにプラキは、1380年頃にワイシュナヴァ教派の中心地となったことが、『ブワナ・タットワ・マハレシ・マルカンデヤ』に記されています。また、イ・グスティ・バグス・スグリワが書いた『ドゥウィジェンドラ・タットワ』にも次のような記述があります。

「弟よ、ここに留まり、娘のスワバワと共に住みなさい。彼女はすでに清められ、バタラ・ダレム・ムランティンとなった。そしてあなたはバタラ・ダレム・クトゥとなり、人々に崇められるだろう。私はこの場所を人の目には見えぬように変える。皆、霊的な存在になるのだ。」

この後、この村は「プラキ(Pulaki)」と呼ばれるようになりました。

参考文献 :https://disbud.bulelengkab.go.id/informasi/detail/artikel/pura-pulaki-87

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